日本のウイスキーのふるさと~山崎蒸留所 [旅日記]
白州蒸留所に行ったのは今年の5月。
以前に、メルシャン軽井沢蒸留所を見たことはあったのだが、あのように大規模な蒸留所を見るのははじめてだった。
そこで調子乗った筆者は、山崎蒸留所にも行ってみることにした。
山崎蒸留所に行ったのは10月下旬の金曜日。
仕事を休んでわざわざ京都に行くあたりは、オイラもなかなか大ばか者である。
京都駅に荷物を置き、JR線で揺られること約20分で山崎駅に到着。
近くに蒸留所があるとは思えないほど小さな駅を出て、線路沿いの住宅地を大阪方面に歩く。
「本当にこんなところに蒸留所があるの?」
と思えるほどのん気な住宅地である。
しかし道の先にはしっかりとあの「山崎」のロゴが描かれた建物が見えるのである。
踏み切りをわたると、ほのかにウイスキーのような香りが漂っている。
さっそく受付。
「ご予約ですか?」
「はい」
そういって名前を告げる。
実はこの日に開催される平日セミナー「ハイボール体感講座~山崎のハイボールを作ろう」に申し込んでいたのである。
受付を済ませ、「山崎ウイスキー館」に進む。
ここでセミナーの料金を支払い、参加者証を受け取る。
セミナー集合場所のある2階からみたウイスキー館。
程なくして時間になったのでセミナー参加者が集合すると、まずは工場見学からスタート。
一番初めはサントリー創設者の紹介から。
そして工場中に入っていく。
白州同様、工場の中は麦を煮ている甘いような香りが漂っている。
中で社員が作業をしているのをみると、改めて平日ってことを実感する。
続いて蒸留棟。
山崎蒸留所におかれているスティル・ポットは白州蒸留所のものと異なる形状をしている。
さらに白州蒸留所と異なるのは蒸留棟の中を通り抜けられるので、スティル・ポットを正面からみることができるのだ。なのでこういう写真をとることもできる。
さらに建物の中心付近では蒸留された原酒が出てくるところも見られる。
そして貯蔵庫に向かう。
白州蒸留所同様、この貯蔵庫内もウイスキーのなんともいえない香りで充満している。
これで工場見学は終了。
貯蔵庫を出ると、いったん工場の敷地の外に出て、一般道を歩いて「ウイスキー館」に戻っていく。
この工場は、敷地内を一般道が貫いているようなところがある。
なので、途中地元の小学生ともすれ違った。
この子達はこんな小さなころからウイスキーの香りに親しんでいるのか・・・・。
出発地点に到着すると、早速試飲会場に通される。
テーブルに着くと、既に試飲用のグラスが置かれているのが目にはいる。
拡大すると
左から、山崎10年、山崎12年、白州10年。
もう一方のグラスは
山崎10年と山崎12年。
こっちのほうが量が多いな。
すぐに試飲といきたいのだが、今回はセミナーである。
まずは工場の歴史などの説明が始まった。
説明はいいから、早く飲ませろ。
とは言いません。ちゃんと聞いてました。(・・・覚えてないけど)
説明が終わると、
「それではテイスティングしてみましょう」
実は目の前にあるグラスは、ブレンダーが使用しているテイスティンググラスと同じものらしい。
で、ブレンダーのようにウイスキーをテイスティングしてみよう・・・という企画だったのだ。
なるほど。
さっそくグラスの蓋を取り、香りを嗅いでみる。
「ウイスキーだな」
ボキャブラリーの少ない筆者はこの程度の表現しかできない。
次にグラスに少し水を入れる。
もちろん入れるのはサントリー天然水。
「やはりウイスキーだな」
そんなものかな・・・、そう思いながら山崎12年の香りを嗅いで驚いた。
10年とまったく違う。
なんというかバニラみたいな香りがする。
もちろん味も違う。
なんというか12年のほうがしっかりとした味わいがある。
「いやぁ、オイラは山崎12年が好きだなぁ」
・・・単純な人間であることを実感した瞬間だった。
テイスティングが終わるといよいよハイボール講座の始まり。
テーブルにはロックアイスとこれまた山崎のプレミアムソーダが配られた。
まずはグラスにロックアイスをたっぷりいれ、グラスが冷えるようによくかき混ぜる。
続いて、グラスに入れられているウイスキーを注ぐ。
大体トゥーフィンガー程度。
そしてまだよく混ぜる。
ここでロックアイスが減っているようなら継ぎ足す。
そしてプレミアムソーダを注ぐ。
軽くかき混ぜて、
「乾杯~!」
いやぁ、おいしいねぇ。
・・・炭酸がよい感じでウイスキーの香りを引き立ててくれている。
しかもベースになっているのは山崎10年。
さらに山崎12年でハイボールを作ってみる。
なんと!
バニラ香がさらに引き立てられていて、さらに飲みやすくなっている。
これはすごい。
ますます山崎12年が気に入ってしまった。
(※この時点でできあがったハイボールの写真を撮ってないことに気づいた・・・う~ん、ただのヨッパライだな)
気づくと、自分で作ったハイボールはおろか、テイスティング用のウイスキーまで完飲。
挙句に嫁さんのハイボールまで飲み始めていた。
・・・まぁそれだけ旨かったということで許してください。
セミナー終了後、ウイスキー館にある売店で土産を買い、館内を歩く。
館内にはウイスキーのボトルで作った不思議な空間があった。
見ると一本一本異なるモルトウイスキーが入っているらしい。
年数や使われている樽によって様々な色に変化する様子を展示しているらしい。
でもこうしてみると、なかなか不思議な空間である。
こうしてじっくりウイスキーを味わった筆者は山崎蒸留所を後にした。
たまにはこういうセミナーに参加するもの良いものである。
以前に、メルシャン軽井沢蒸留所を見たことはあったのだが、あのように大規模な蒸留所を見るのははじめてだった。
そこで調子乗った筆者は、山崎蒸留所にも行ってみることにした。
山崎蒸留所に行ったのは10月下旬の金曜日。
仕事を休んでわざわざ京都に行くあたりは、オイラもなかなか大ばか者である。
京都駅に荷物を置き、JR線で揺られること約20分で山崎駅に到着。
近くに蒸留所があるとは思えないほど小さな駅を出て、線路沿いの住宅地を大阪方面に歩く。
「本当にこんなところに蒸留所があるの?」
と思えるほどのん気な住宅地である。
しかし道の先にはしっかりとあの「山崎」のロゴが描かれた建物が見えるのである。
踏み切りをわたると、ほのかにウイスキーのような香りが漂っている。
さっそく受付。
「ご予約ですか?」
「はい」
そういって名前を告げる。
実はこの日に開催される平日セミナー「ハイボール体感講座~山崎のハイボールを作ろう」に申し込んでいたのである。
受付を済ませ、「山崎ウイスキー館」に進む。
ここでセミナーの料金を支払い、参加者証を受け取る。
セミナー集合場所のある2階からみたウイスキー館。
程なくして時間になったのでセミナー参加者が集合すると、まずは工場見学からスタート。
一番初めはサントリー創設者の紹介から。
そして工場中に入っていく。
白州同様、工場の中は麦を煮ている甘いような香りが漂っている。
中で社員が作業をしているのをみると、改めて平日ってことを実感する。
続いて蒸留棟。
山崎蒸留所におかれているスティル・ポットは白州蒸留所のものと異なる形状をしている。
さらに白州蒸留所と異なるのは蒸留棟の中を通り抜けられるので、スティル・ポットを正面からみることができるのだ。なのでこういう写真をとることもできる。
さらに建物の中心付近では蒸留された原酒が出てくるところも見られる。
そして貯蔵庫に向かう。
白州蒸留所同様、この貯蔵庫内もウイスキーのなんともいえない香りで充満している。
これで工場見学は終了。
貯蔵庫を出ると、いったん工場の敷地の外に出て、一般道を歩いて「ウイスキー館」に戻っていく。
この工場は、敷地内を一般道が貫いているようなところがある。
なので、途中地元の小学生ともすれ違った。
この子達はこんな小さなころからウイスキーの香りに親しんでいるのか・・・・。
出発地点に到着すると、早速試飲会場に通される。
テーブルに着くと、既に試飲用のグラスが置かれているのが目にはいる。
拡大すると
左から、山崎10年、山崎12年、白州10年。
もう一方のグラスは
山崎10年と山崎12年。
こっちのほうが量が多いな。
すぐに試飲といきたいのだが、今回はセミナーである。
まずは工場の歴史などの説明が始まった。
説明はいいから、早く飲ませろ。
とは言いません。ちゃんと聞いてました。(・・・覚えてないけど)
説明が終わると、
「それではテイスティングしてみましょう」
実は目の前にあるグラスは、ブレンダーが使用しているテイスティンググラスと同じものらしい。
で、ブレンダーのようにウイスキーをテイスティングしてみよう・・・という企画だったのだ。
なるほど。
さっそくグラスの蓋を取り、香りを嗅いでみる。
「ウイスキーだな」
ボキャブラリーの少ない筆者はこの程度の表現しかできない。
次にグラスに少し水を入れる。
もちろん入れるのはサントリー天然水。
「やはりウイスキーだな」
そんなものかな・・・、そう思いながら山崎12年の香りを嗅いで驚いた。
10年とまったく違う。
なんというかバニラみたいな香りがする。
もちろん味も違う。
なんというか12年のほうがしっかりとした味わいがある。
「いやぁ、オイラは山崎12年が好きだなぁ」
・・・単純な人間であることを実感した瞬間だった。
テイスティングが終わるといよいよハイボール講座の始まり。
テーブルにはロックアイスとこれまた山崎のプレミアムソーダが配られた。
まずはグラスにロックアイスをたっぷりいれ、グラスが冷えるようによくかき混ぜる。
続いて、グラスに入れられているウイスキーを注ぐ。
大体トゥーフィンガー程度。
そしてまだよく混ぜる。
ここでロックアイスが減っているようなら継ぎ足す。
そしてプレミアムソーダを注ぐ。
軽くかき混ぜて、
「乾杯~!」
いやぁ、おいしいねぇ。
・・・炭酸がよい感じでウイスキーの香りを引き立ててくれている。
しかもベースになっているのは山崎10年。
さらに山崎12年でハイボールを作ってみる。
なんと!
バニラ香がさらに引き立てられていて、さらに飲みやすくなっている。
これはすごい。
ますます山崎12年が気に入ってしまった。
(※この時点でできあがったハイボールの写真を撮ってないことに気づいた・・・う~ん、ただのヨッパライだな)
気づくと、自分で作ったハイボールはおろか、テイスティング用のウイスキーまで完飲。
挙句に嫁さんのハイボールまで飲み始めていた。
・・・まぁそれだけ旨かったということで許してください。
セミナー終了後、ウイスキー館にある売店で土産を買い、館内を歩く。
館内にはウイスキーのボトルで作った不思議な空間があった。
見ると一本一本異なるモルトウイスキーが入っているらしい。
年数や使われている樽によって様々な色に変化する様子を展示しているらしい。
でもこうしてみると、なかなか不思議な空間である。
こうしてじっくりウイスキーを味わった筆者は山崎蒸留所を後にした。
たまにはこういうセミナーに参加するもの良いものである。
2010-11-03 23:28
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