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緊急地震速報~まだ身近じゃない?

夕方、いつもどおり仕事をしていると、携帯電話のバイブレーターが作動した。


「メールかな?」


最初はそう思ったが、どうも様子が違う。


筆者の携帯電話の場合、通常Eメールが届くと「ブ~、ブ~」と鳴るのだが、今回は「ブッ、ブッ、ブッ、ブッ」と断続的に動いているのだ。


「なんだろ?」


そう思いながら画面を見ると、大きな文字で


緊急地震速報 強い揺れに備えてください



それから1分ほどして、座ってても気づきにくいほど弱い揺れがやってきた。


揺れが強くなかったのは幸いである。




しかしこのあと、緊急地震速報もまだ身近になっていないのかな?と思える会話があった。



「あの音は何だったんだろうね?」


隣に座っているSさんがつぶやいた。


実は筆者の携帯が緊急受信速報を受信したのとまったく同じタイミングで


「ピロピロピロ・・・」


と聞きなれない音が流れていた。


おそらく他の緊急地震速報に対応している携帯電話の音なのだと思う。


そこで筆者は


「緊急地震速報を受信して鳴ったんじゃないの?"地震速報"って言ったべ?」


と答えた。


「え?あれ冗談だったんじゃないの?」


筆者の正面に座っているMさんが突っ込んできた。


「冗談なわけないでしょ。そのあと微妙に揺れたでしょ?」


「え?あれはすごい偶然だと思った。」




最近発売されている携帯電話はほぼすべて緊急地震速報に対応しているが、利用者がすぐに買い換えることはないので実際に対応機が流通しているのはそれほど多くはないだろう。

加えて筆者が住む地域で緊急地震速報が流れたのはまだ2回目。

しかも前回は地震計の不具合による誤発信だった。



だからテレビやラジオ以外の方法で

「緊急地震速報」

と聞いてもピンと来る人は少ないのかもしれない。



実際この時筆者の周囲で警戒した人はひとりもいなかったし。




今後はインフラの整備だけではなく、利用者側の理解も深めていくことも必要なのではないだろうか。


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