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今年最初の出張は・・・

正月休み明け早々、1月中旬に1週間ほど行って来ました。

行き先はいつもの広東省。


とは言いつつ、これまでと異なるのは香港空港でフェリーに乗り換えることなく、香港に「入国」したこと。


そう、今回の行き先は深圳市でした。


深圳市に入る場合、多くの人は羅湖あたりに行く人が多いのですが、今回は深圳湾から深圳市内に入りました。

まぁ目的地が深圳空港の近くなので、福永や蛇口までフェリーで行くか、深圳湾まで車で行くかしかないのですけどね。


ちなみに香港空港から深圳湾まではタクシーで一時間ほど。

タクシーを降りると徒歩でビルの中に入り香港の出国手続きをします。


ところがここが大混雑。

今回移動した日は日曜日。香港に買出しに出た人たちがいっせいに「帰国」してきてるのです。

なのでイミグレ前は大行列。

しかもみんな我先に行こうとするので、ちょっと油断してるとすぐに割りこもうとしてくる始末。


慣れてない人は大変でしょうなぁ。



香港の出国手続きを終え、50mほど歩くとすぐに中国側の入国手続きがあります。


そこで事件が起こりました。


入国審査の行列に並ぼうと歩いてると、筆者だけ係員に呼び止められます。

呼ばれたほうを見るとそこは「検疫」。


「ああ、また呼ばれたか」


筆者もなれたもので、すぐに呼ばれたほうに向かいました。


「何?」  日本語で話しかけます。

係員は画面を指差してなにやら話してます。

どうやら筆者がモニターの前を通ったとき、顔が赤かったようなのです。・・・やっぱりね。

すると奥から女性の係官が出てきて

「こっちにきてください」

と英語で話しかけられました。

「何があったの?」

「あなたは発熱してるようです」

そして検疫室に入室。


「体温を測ってください」

と古い体温計を渡されました。

「ここが熱いからだと思うよ?」 ・・・とりあえず抵抗してみます。


5分後。


体温の測定値が読み取れないので、そのまま担当者に渡しました。

「38.9℃」 ・・・確かにそう読み上げました。

「はぁ?38度でこんな元気なやついるか?」


すると担当者が話しかけてきます。


「発熱してますか?」

「そんなわけ無いでしょ。私も測定値聞いて驚きましたよ。」

「でも熱があります。」

「今日日本を出発したとき、日本はとても寒くて私はこのように着込んでます。でもここは暖かい。だから暑いんですよ。」

こういうときは頭が良くなるのでしょうか、必死に英語で話してました。

すると担当者、

「わかりました。ではこの誓約書にサインしてください。あと連絡先とホテル名も書いてくれませんか?」

出された誓約書はさすがに全て読めませんでしたが、「私は発熱してません。」的な文言が書いてあったようです。

すかさずサインしました。



こうして何とか中国に入国しました。



今年初めての出張でこんな目にあうなんて、これからどうなることやら・・・。


そんな不吉な予感はたいてい当たってしまうものなのです。





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